近年、衝突防止などの警告システムや安全装置が搭載された車両が普及した事で
交通事故の発生件数や死亡者の数は減少を続けています。
このデータにより、自賠責保険の掛け金は安くなりましたが
任意保険は反対に値上がりしているって知ってましたか?
消費増税や増加している保険金支払額に対応するため、というのがその理由。
支払額が増えたというのはそれだけ命に関わる重大な事故が増えたという事であり
事故件数が減っていく中で、これは深刻な問題です。
ではなぜ重大な事故が増えてきたのか。
その原因の一端は高齢者が引き起こす事故の増加にもあると考えています。
ある調べでは女性の高齢ドライバーが年40万人ずつ増えているというデータもあり
最近、そんな高齢者が人の命に関わる重大な事故を引き起こすニュースが後を絶ちません
ここでは、重大事故を招いてしまう原因とその対策について考えてみたいと思います。
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高齢ドライバーの重大事故はなぜ起きるのか?
原因はひとつではありませんが、その大半は人的要因にあります。
歳を取っていけば、あらゆる感覚や神経が鈍っていくわけで
それがいつ運転に影響するかは個人によるところが大きく、本人にも予測がつきません。
感覚と肉体的衰え
高齢者の事故は70代になると増加する傾向が見られます。
なぜか?
それは、自身の感覚と肉体の衰えにまだ自覚が持てない年代だから。
80歳を越えればさすがに自覚できるようになるでしょうけど、
今の70代は元気いっぱいです。
高齢者登山が増え、それに伴い滑落事故が増えているのと似ています。
まだまだ自分はいけると思い込んでしまう年代なんでしょうね。
ところが、ある日突然、感覚がずれ、自分の意思に身体が応えてくれなくなる・・
ペダルの踏み間違いによって起きる事故はまさにこれが原因です。
「あっ!」と思った瞬間、とっさの回避行動ができなくなる。
脳が危険を伝達するスピードや、肉体がそれに応える反射神経は
加齢とともに衰えますから、その事を本人が自覚し
以前にも増してより慎重な運転を意識する事が大切になってきます。
油断を招きやすいオートマチック車
オートマ車は間違いなく運転者をラクにしています。
進むのも止まるのも右手と右足だけで自在にできてしまう。
この時点で「運転は簡単だ」と錯覚させてしまう事が油断を生みます。
単純な操作で車が動き、それがドライバーに過信を与えてしまう事こそ
オートマ車の欠点であり、これが元で事故が起きています。
筆者はずっとマニュアル車を乗り継いできたので、たまにオートマ車に乗るとその違いがよく分かります。
マニュアル車の場合、両手両足は必須で、
その手足をどう動かすかはエンジン音やスピードなどの体感に依存します。
エンジン回転が上がれば音も高くなり、それらの情報を元にクラッチを切り
シフトを操作する。
ブレーキもしかりで、シフトダウンしエンジンブレーキの利き具合によって
ブレーキペダルの踏力を調整しています。
運転するには、スピード感や前後左右から受ける重力G、聴力なども重要な情報になってくるわけで、
その感覚から判断しているぶん、脳も活発になりますが
オートマ車は操作するための情報が少なくても運転ができるため
マニュアル車に比べて脳を使う事が減ってしまいます。
考え、行動をつかさどる脳への刺激が減ってしまえば緊張感もなくなります。
衰えはじめている高齢者が、感覚依存の低いオートマ車を動かしたらどうなるか?
もはや考えるだけでも恐ろしくなります。
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高齢者の事故を減らすには?
あくまで個人の意見ですが、現行のAT限定免許制度は廃止するべきだと思います。
車がなぜ動くのか、なぜ止まれるのかを学ぶのはとても重要で
これらは、マニュアル車を通して理解するのが最適解です。
仕組みも知らずに運転しているドライバーは意外に多く、
機械に関心がない事が、より安全への意識を薄くしているようにも感じます。
が、これだけオートマ車が普及してしまっては廃止も難しいでしょう。
現行では70歳を過ぎると高齢者講習なるものを受ける義務がありますが
これだけ事故が増えている以上、有効な手立てになっているとは思えません。
対策としてもっとも有効なのは、安全システムが備わった車両に乗り換える事。
これが一番だと思います。
最近販売されているオートマ車には、ペダルの踏み間違いを検知し
急激なアクセルには反応しないなどの措置が取られている車種もあります。
また、既存の車にこのシステムを後付けで組み込むキットも販売されているので
70を過ぎたらこれらの装着を義務化する事で、事故は減らせるはずです。
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高齢者の事故 まとめ
ある日、筆者の地元近くで72歳の女性ドライバーが人身事故を起こしました。
18歳の男女二人のうち、一人はその場で死亡。
もう一人も意識不明の重体になりました。
72歳といえば、おそらくお孫さんもいる年代です。
孫に囲まれて楽しく暮らすはずが、一瞬アクセルを踏み間違っただけで罪人として扱われ、
その後の人生が一変してしまったわけです。
こんな事になるなんて、本人もまったく予想していなかったでしょう。
被害に遭われた若者二人はもちろんですが
双方ともにこんな事態になるなんて、望んでいたはずもありません。
こんな痛ましい事故を減らすためにも、高齢者ドライバーに対し
一刻も早く、必要な措置を急いでほしいと思います。
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