Twitterをしていると英会話を学ぶ人たちが多い事に気付きます
語学を学べばその先にはいろいろな可能性が広がってきますよね
海外で暮らしている方、学習中の方、これから勉強しようかな?
なんて方には将来の選択肢にもなるお話です
あのインフルエンサーマナブさんのように
海外で自適に暮らしながら働く事もできる職業、
それが番組コーディネーターなんです
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番組コーディネーターとは?
テレビを見ていると海外取材ものってのがあります
番組コーディネーターというのは海外取材には欠かせない職業で
内容をざっくり言うと、通訳はもちろん、海外の現地撮影のための事前調査や
スケジュール作成、撮影スタッフの身の回りのお世話をする仕事になります
この仕事をするには現地(国)に常駐していなければならないので
そこに「住んでいる」事も条件になります
僕も数えきれないくらい彼らにはお世話になりました
現地に彼らがいる事は非常に重要で不可欠な存在なんです
お仕事の流れ
海外取材はまず国内の各テレビ局、あるいは制作会社で企画が立てられ、
ある程度の情報は国内にいるスタッフでリサーチされます
ですが、どうしても現地にいないとできない作業が生じます
ここからがコーディネーターの出番となります
場所の詳細や撮影対象となる人などは実際にそこにいないと分かりません
場所によっては撮影の許可が必要だったりしますし
求めている人間がいるかどうかも確認しなければならないので
そういった現地リサーチと交渉が最初のお仕事になります
また、国内撮影では必要のなかった事でも現地では当然やっておかないと
トラブルになるなんて事もあり、そういった現地ならではの情報も
発注元へ伝えたりしなければなりません
いわゆる日本の常識<世界の非常識、みたいな事ですね
この作業が終わったら企画の内容に基づいて調査された件の結果を報告します
これを受け国内で第一段階の構成やスケジュール、予算などが検討され
制作+撮影スタッフが現地へ飛ぶ事になります
現地のコーディネーターさんは空港で彼らを出迎え
打合せをしたのち、本番の撮影が始まります
撮影の規模にもよりますが、機材が多い場合は
それなりの車両を用意し、場合によっては現地ドライバーに
運転を依頼する事もあるので、そういった前準備も彼らの仕事になります
撮影に入ると彼らの主な仕事は撮影先への事前連絡や通訳などで
その日が終わると宿泊や食事の手配もあるので
こういった生活部分のケアや下準備も必要になります
まとめるとこんな感じです
コーディネーターのお仕事
・企画の調査依頼を受ける
・企画を成立させるために必要な調査と事前交渉
・発注元との最終確認
・現地の宿泊先の予約
・僻地などの場合は食事や宿泊に必要なものの準備
・来訪したスタッフ迎え入れ
・運転/ガイド/通訳
・特殊語の場合、撮影した素材を事後にプレビューし的確に通訳
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どんな人たちがやっている?
コーディネーターという職業に就いた人のエピソードは様々・・
中には横須賀の米軍基地でアルバイトをしていて
そこで知り合った子供と話しているうちに英語を覚え、
アメリカに興味を持った末にハワイに移住したなんて人もいます
なのでまずは最低限、その国が好きになり住んでみたい、と思う事がスタートです
僕が彼らと接していて面白いなと思ったのは
語学を学ぶ事より興味が先行して先にそこへ移住しちゃう人が多い事
現地語の習得を事前にしておくなんてケースは実はレアだったりして
渡航するまで現地語(英語含む)を話せなかったなんていう人もたくさんいました
好きになり、住んでみたいと思う事が始まりなんです
そりゃそうですよね、長く住む事でそこのお国事情に詳しくなるのは必須でしょうし
好きになったり興味を持たない事には自分が生活する事すらできないですもんね
そこで暮らすと決まったら言葉は嫌でも覚えなくてはならないんですが
そもそもこういった人たちはある種の覚悟を持ちチャレンジ精神も持っています
それなりの苦労はあるものの、そこはなんとかなるもんだとみなさんお話していました
やがて現地になじみ、なんらかの仕事をして生活し、
結婚したりしていくうちにこの職業に入った方もいます
年齢や性別は様々で一概には言えません
はじめは誰でもテレビから依頼される仕事なんて知りませんし
何が、どんな情報が必要なのかも分かりませんから
こちらからこまめに連絡を取って情報収集をお願いするなんて事もあり
その中で自然に仕事を覚えていくみたいです
アメリカ(NY)などは日本からの依頼需要が最も多い都市なので
会社組織として運営されてるケースもあり、そこでうんちくを学ぶ事もできます
ですが、アメリカ以外だと需要が安定していないせいか、ほとんどが個人です
需要が少ない国だと本業を別に持っていたり主婦をしていたり・・
旅行会社のガイドをしたりしながら依頼を受ける方もいるので
そこで生活の基盤をしっかり持つ事も大事になります
現地で基盤を作る
ここまでお話したらお気づきかと思いますが、
まずコーディネーターとしてこれ1本で食っていこうと考える人はほとんどいません
きっかけは海外移住でそこで基盤を持つ事が始まりなんです
人それぞれ事情があり、憧れや趣味のために移住した人
結婚相手による事情、海外支社への異動など様々・・
人間、住めば都と言いますが、僕もその通りだと思います
まずはその国に住みたい、好きになる事がこの仕事につながっていきます
生活の基盤が確立した中でこの職業を知り、副業としてやられる方が大半なんですが
例外としてあげるならアメリカがあります
アメリカは常に話題の中心として様々な取材、撮影がなされます
なので日本からはもちろん、アメリカに支局を持つキー局からの依頼なんかもあるので
ニューヨークには組織で運営している会社が数社あり、
そこで働きながら英会話を習得し現地生活を楽しむなんていう方法もあります
組織といえばもうひとつ、観光ガイドとコーディネーター業を兼ねた会社も存在します
普段は主に日本からの観光客のガイドとして仕事をし、
不定期に入ってくるテレビの依頼も受ける、という形です
世界遺産や有名な景観があり日本からの観光客が来る都市では
こういった業態も有効ですよね
僕もカンボジア=シェムリアップでハッピースマイルツアーという
日本人が経営する旅行会社のスタッフにお世話になった経験があります
彼らはその時点でテレビの仕事は未経験だったのですが
地元とのコネクションも多く、明るく朗らかなスタッフばかりで
とても楽しく過ごす事ができました
現地語もはじめはサッパリだったそうです
語学を現地で学びたい、語学力を活かして海外生活をしてみたい
そんな人にはこういった組織で働き基盤を作っていくのも選択肢になるかもしれません
テレビの仕事に関わる事で行動範囲や視野も広がるし、
内容によっては普通に暮らしていたらお目にかかれない有名人と
間近で仕事をする機会を得る事もできます
選択肢は無限
海外で撮影された素材は日本で編集されます
この際、和訳という作業も必要になるため国内で語学力を活かす選択肢もあります
英語の場合は各分野の専門用語やスラングなんかも訳せる人にニーズがあります
ロシア語、スペイン語、ポルトガル語、アラビア語など、
多言語に長けた人も重宝されます。
場合によっては国内でリサーチ作業を依頼され、そのまま現地まで同行する場合もあります
英語はもちろんですが、多国語が話せるようになると
そこの国の情報をネットから得る事ができるようになるので
企画~発案なんていう事もできるようになりそこから利益を得る事も可能になります
また、さきほど片手間にやる、とお話しましたが、
ビジネス英会話に熟練していくと、思わぬ顧客を得る事もできます
いわゆる大企業の取り引きにおける通訳です
ここに長けると食いっぱぐれはありません
取り引きはその企業の将来を左右させる重要な場面です
現地の経済や社会情報に長け、駆け引きのうまい通訳さんが必要になりますよね
ここでその能力を認めてもらえるとその企業から名指しで仕事が入るようになり
腕次第では単価もかなりの額になるようです
まとめ
コーディネーター業をするにあたってはまず自分が住みたい国を決める事です
覚悟さえ決まれば語学は必要に駆られて自然に身についていくものです
オススメ第一位はアメリカで、仕事がない時でも現地日本人コミュニティを通して
寿司屋や日本料理店でアルバイトをする事もできます
次いで第二位は東南アジア、物価も安く気楽に生活ができるので
その中で語学を習得して可能性を広げる事ができます
片言でしか話せず、あとはボディランゲージで勝負している僕がいうのもなんですが
他言語を話せる事はいろんな可能性を生み出すすごいスキルになっていきます
英会話教室、オンライン英会話、現地でダイレクト習得
はじめがどんな形であるにせよ、他国の言語を習得した人は
その行動いかんで間違いなく将来の可能性が大きく広がります
結果、自身が思ってもみなかった将来が拓けて
海外で悠々と暮らせる可能性も秘めているんです
これからに賭けてみたい、未知なる可能性がある将来を拓きたい
そんな方には是非海外移住からオススメします
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