うどんの原料となっている小麦粉を生産しているオーストラリア
前編では大干ばつの被害をお見せしましたが
今回はうどんの研究施設やこのロケで見つけた穴場な景観や食べ物も紹介します
まずはうどんの原料となっているASWですが、
日本人の舌を理解し、その性質や特徴、ゆで方などを真剣に学び
品種を改良し研究している施設を紹介しましょう
さぬきうどんの研究から生まれたASW
ASW=AustralianStandardWhite
実は品種、日本のうどん専用にオーストラリアが開発した小麦なんです
その研究を行っているのがこちら
西オーストラリア農業食糧庁
肝心の研究風景は本業の方のテレビカメラで撮影していたので
スナップではこれしかお見せできないんですが
茹でる時間や小麦粉の調合、張力テスト、
見た目の色などなど、研究員さんらが様々な角度からデータを分析し
実際に試食までしているんです
ここで研究され、生産されたASWの日本でのシェアはなんと8割以上
日本の文化や味覚なども研究され、コシや粘りといった
うどんの職人さんのこだわりなどもしっかり学んでいるんだそう
その熱心さに納得したのは研究員さんたちの箸の持ち方!
試作でゆでられたうどんをみんなで試食もしているんですが
お椀を片手にめちゃ慣れた手つきで箸を使うんです
パターンを変えて作ったうどんを試食してはデータを書き込み・・
そんな地道な研究と努力をしてくれているからこそ、
こうやって日々食卓でおいしいうどんが食べられるようになったんですね
オーストラリアに感謝です☆
オーストラリアの食べ物編
前回、メルボルンのイタリアン街をちょこっと紹介しましたが
オーストラリアってこれといったオススメ料理ってないんですよね
一般的にはこれが名物らしいです
てんこ盛りのポテトフライに白身魚のフライ、フィッシュ&チップス
ちょっと油っぽいですが、ビネガーをダバっとかけて食べます
シンプルですが、お昼ならこれでじゅうぶん満足!
もちろん、ルービーもアリで腹いっぱいになりました(笑)
こちらもオーストラリアの定番 Tボーンステーキ!
サイズ感がイマイチ伝わってきませんが、ゆうに500グラムはあり
日本人だったらこれだけでもう満腹になります
で、このテーブルの下にはこんなのんきなワンコも🐶
かわいかったので多めにどうぞ(笑)
オーストラリアはこんな感じで通常メニューはどこに行ってもそんなに変わりません
なので飽きたら日本食レストランやインド料理なんかがオススメです
こちらはパース市内にあるMATSURIという日本食屋さん
とんかつに白身フライをオーダーしたらそこになんとカレーもついてきました!
久々の日本風カレーに感動~(笑)
他にも看板で楽しめる和食店もアリますよ!(笑)
名物のロードトレイン
ロードトレインはオーストラリアでなくてはならない物流の王者👑
郊外を旅したら一度は絶対に目にします
トレーラーのほとんどは最低でも2重連結されており、
車両の全長が長くなっている分、追い越すにも時間がかかります
一直線な果てしない道路を走っていてトラックに追いついたら要注意!
このトレーラーは2重連結でしたが、長いものは100メートルを超すものもあります
よって、ただのトラックだと思って安易に追い越しかけるととんでもなくキケン!⚠
追い越そうとして反対車線に出てみたら果てしないコンテナの行列🚚🚚🚚🚚🚚
なんて事もあり、対向車との事故防止のために最後部に看板が設置されています
西オーストラリア観光巡り~フリーマントル
頑張って撮影すればスケジュールにも空きができる・・
そんな時は本職のテレビカメラはホテルに置いて羽を伸ばしに散策です~(⌒∇⌒)
ここは西オーストラリアのフリーマントルという古い街
パース市内からも近く、港町として栄えたところでとってもキレイなところでした
こちらはラウンドハウスという刑務用に建てられた西オーストラリアで最古の建物
大戦時の見張り台、大砲やギロチンなんかも見られます
観光にきたおっちゃんがおちゃらけていたのですかさずパシャリました(笑)
西オーストラリア観光巡り~隠れた名勝地ピナクルズ
パース市内から車で3時間、日本の感覚からしたらけっこう遠く感じますが
ただただ広大な大地を眺めラジオから流れる音楽に揺られていけばストレスフリー!
ピナクルズではこんな珍しい奇岩が見られます
なんとも奇妙な形をした岩が砂地からいくつも顔を出していますね
もともと地中にあった石灰石が長い年月をかけて地表に露出し
風化の影響でこのような奇岩群になったのだそうです
実際、ここに立つとまるで火星にでも来たような感覚になれます
オーストラリア探訪 あとがき
いかがでしたか?
オーストラリアといえばエアーズロックやコアラ・カンガルーが
目的になってしまう方もいるでしょうけど、意外に知られていない事や
観光地っていっぱいあるんですよね
ガイドブックなんかあてにしないでたまにはあてどのない旅をするのもいいと思います
そこにはパック旅行では経験できない面白さや発見があり
旅の面白さを見直すいいきっかけにもなったりします
唐突なうどんから始まったこのお話・・
知られざるオーストラリアの一面を見る事ができたかと思います
最後までお読みいただきありがとうございました!!