撮影とカーライフ情報メインの個人ブログ

自然な表情を引き出す撮影テクニック

写真を撮ってあげようとしたら急にかしこまったり

無理して笑顔を作っちゃう人っていますよね

そんな写真に限って、わざとらしい作り笑顔になってたり

こわばった変な顔になってしまったりします

ここでは、いかに自然な表情をとらえるか

いかにその人の魅力を引き出すかを解説します

 




(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

 

撮る側の心得

見ず知らずの他人にシャッターされた時と

親しい人にシャッターされたのでは、撮られる側も表情に差が出ますよね

この意識の差にヒントが隠されています

親しい間柄であっても、撮る側がつまんない顔してたらいい表情も作れません

相手にいい表情をさせるには、まずは撮る側がその顔になってなきゃダメ

笑顔狙いなら撮る方もニコニコ楽しい表情を

困ってる表情が欲しいなら同様の表情を作って誘導させる、です

 

自然な会話で意識をそらす

表情が不自然になる人って、自意識過剰だったり緊張しいなのが原因だったりします

こんな人には自然な会話を仕向けるのがオススメ

記念写真とかで「ハイ!撮りますよ~」「3・2・1!」なんてのは

最も言ってはいけないセリフです

撮影する直前までしていた会話をそのまま生かしたりして

意識をレンズに向けさせないようにしてみましょう

会話は「撮られる」という意識をそらす格好の材料です

シャッターするタイミングは告知しちゃいけません

会話しながらよき表情になったところを狙ってシャッターです!

表情は一瞬ですから、一拍の間隔をあけて複数回シャッターするのもオススメです

撮られる方はたいがい1枚だけだと思ってるので、シャッター音がしたあとの

自然な表情に戻ったその時こそいい表情になる場合があります

 

 

笑顔にさせるには?

人間の表情でもっとも魅力的なのはなんといっても笑顔ですよね~

笑顔にさせるには個々の笑いのツボをおさえて話しかけるのが常道ですが

「期待させる」のも方法のひとつ

「これ撮ったらうまいステーキが待ってるよ~」

「もうちょっとしたらここに芸能人の〇〇さんが来ます!」

なんて、もちろん冗談なんだけど、聞いた瞬間は誰だって期待が顔に出ますし

冗談だって気づいた瞬間にほころびが出ます

気分を盛り上げてやると生き生きした表情が撮れるので

その場その場のシチュエーションを考えて

うまく話しかけるようにするとより自然な笑顔が狙えます

 

表情やポーズの要求はNG!

俳優でもない一般人に「ハイ、笑って~!」なんて言っても

急に笑ったりできるはずないですよね

表情やポーズの要求は緊張させてしまう事にもなり

不自然な画になったりするので避けた方がいいです

どうしても狙った表情にさせたいのであれば、こちらから仕掛けてみて下さい

おばちゃんに「明日、近所の〇〇ってスーパーが全部100均になる」

って言ったらガッツポーズしたりビックリした表情するでしょう

お子さんに「お化けが写ってる」って言ったらビビった顔しますよね

先に話した笑顔にさせるのと同じ要領で、被写体に感情を与えるのがポイントです

 

その瞬間を待つ

自然な表情を撮るには、何をおいてもタイミングを「待つ」のがベスト

何も観察せず、感じないままシャッターしてもいい表情は撮れません

その場の雰囲気を把握しつつ、

狙った表情になるのを待つスタンスを心がけてみて下さい

カメラ目線だけがいい表情とは限りませんから

自然な流れを意識して「いいな~」って感じた瞬間にシャッターです

表情は一瞬なので、どうしてもタイミングがつかめない場合は

被写体を直接見てシャッターしてみて下さい

こうする事でタイムラグがなくなり、いい表情が撮れたりします

 




(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

 

 

自然な表情を撮る まとめ

 

撮る側・撮られる側

相互によりよい関係性があってこそ自然な表情も生まれるので

その場で表情を要求するのであれば会話をうまく利用しましょう

撮る側も変にこわばった表情にならないよう注意です

被写体に表情を誘導させるためにも自ら表情作りを心がけて下さい

撮る側が主導ではなく、被写体の動きに合わせて待って撮るのも有効です

何も要求せず、意識させず、タイミングを待つ! です

カメラはフィルム時代は枚数に限りがあったので

顔はしっかり記録するためのもの、ってイメージがありましたが

今ではスマホでも気楽に撮れるようになってきたので

記録というよりはコミュニケーションツールとして使う事も多くなってきました

日々、カメラを覗きそこから何かを感じ取る感覚を持つようになれば

カメラのみならず被写体をもうまく扱うコツが身に付いていきます

カメラは一家に1台から1人に1台の時代

自己表現を伝えるツールとして、みんなで楽しむガジェットとして

大いに楽しんで下さい

 




(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

  • B!