ブログにはアイキャッチをはじめ各所に画像を使いますよね
みなさんのブログは適切な画像配置ができていますか?
文章とマッチしない画像を使ってしまうと、ただのお目汚しになり
最悪は意図しない評価を受けてしまいます
今回は文章に沿った正しい画像を選ぶ基礎的な考え方をお話します
今まで漠然と並べていた方はぜひ参考にしてみて下さい
画像は文章の内容をより増幅させるもの
そもそもどうしてブログに画像を引用するんでしょう?
原点として考えられるのは興味とアクセントです
新聞や週刊誌なんかがそうですけど、紙面いっぱいに文字(記事)だけが並んでたら
読む方も疲れるし、興味だって薄れちゃいますよね
画像は区切りをつけるアクセント的な役割と
見出しとして興味を引きつけるのに役立っています
しかし、もっとも重要なのは、その画像と文章がしっかりリンクされてる事なんですよね
料理の記事を書いてるのに風景画像を載せてたら印象が薄れてしまいます
文章と画像がちぐはぐになっていたら説得力がなくなる事だってあり
そんな印象を受ける記事ってみなさんも読まれた経験があると思います
画像は飾りじゃありません
伝えたい事をより増幅させるための重要なパーツなんです
ナレーションバックから学ぶ
記事にマッチした画像選びを学ぶにはテレビを参考にするのも方法のひとつ
番組を見ているとアナウンサーや俳優の声でナレーション映像が流れる事がありますよね
ナレーションは「原稿」が優先になるため、制作する段階では映像は後回しになります
そのナレーション原稿の内容をもとに、映像は後から適切なものをはめ込んでいくわけです
これをナレーションバック(ナレーションベース)というんですが
この映像を意識して見るようにしてみて下さい
どんな言葉にどんな映像がかぶせられているのかを見れば
言葉と映像の関係性を学ぶ事ができます
言葉にマッチする映像とは?
記事の文言の中には実在しないものもありますね
そのいい例が無形の言葉、形容詞
物として存在するワードならすぐにイメージできますけど
形のない言葉に合う絵を探すのはそう簡単な事ではありません
例えば「暑い」「寒い」は形として存在していないので、
適切な絵をはめこむのも難しくなります
仮に、「暑い」を画像に変換するとしたらどうでしょう?
今回は写真ACにて「暑い」を検索ワードにして探してみました
みなさんならどちらがより「暑い」をイメージできますか?
どちらもタオルを顔に当てる仕草をしていますが、
Aは笑顔・Bは辛そうな表情をしています
もう答えは明快ですよね
冒頭でも述べましたが、言葉と画像はリンクしていなきゃ意味がありません
ストックフォトなどで検索して「美人な女性」だからっていう理由で
安直に選びがちなのがAだったりします
しかし、暑いを伝えるのが本来の目的ですから、適切なのはBなんですよね
誤ってAを選んでしまわないためには、探す側がしっかりイメージを持つ事が大切なんです
では、そのイメージってどうつかめばいいのか・・
理想の場面を想像してみる
映像選びのポイントは想像する事です
さきほどお見せした映像は「暑い」をキーワードにして探したものなんですが
いずれもトップページに載っていたワケではありません
なんとこれは7ページ目(女性画)と11ページ目(男性画)でようやく見つけたものでした
なぜここまで掘り下げていったのか・・?
僕は「暑い」という言葉から「陽射しを受けて汗をぬぐうサラリーマン」をイメージしたんです
これを元に探した結果、もっともそれに近い絵がこれだったというわけです
Bは誰が見ても「暑い」が伝わってくる表情をしていますが
Aの画像は笑顔でポーズしてるだけで「暑い」の本質が伝わってきませんよね
みなさんの中にはキーワードを入れていろんな写真を眺め、
その中から漠然と選んでいる人もいると思います
これがバッチリ当てはまっていれば問題ないですが、
イメージがないまま美人だからとか基準を間違えて選んでしまったらアウトです
大事なのは「どんな映像が適切なのか」具体的な風景をイメージする事
明確なイメージを持って検索すればそれだけ文章とのマッチング率も上がり
オマケに検索時間だって短縮できちゃいます
イメージを作るには?
中にはイメージが沸いてこない、なんていう人もいるでしょう
しかし、よく考えて下さい
寒い、暑い、悔しい、悲しい、面白い、といった無形の言葉は
過去にみなさんが経験している事ですよね
寒かった時の光景や楽しかった時の事って思い出としてあるはずです
その過去経験から当時の光景を思い出せばいいんです
暑い!寒い!って感じた過去の記憶を呼び起こしてみて下さい
・・・ホラ!イメージが浮かんできたでしょう!
文章にマッチさせる映像を探す時は
1にも2にも理想の光景をイメージする事なんです
ただし、独特過ぎる光景は万人に伝わらないので
一般的に誰もが想像しそうな映像を思い浮かべて下さいね