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意外と高額!ドアパンチの修理代

ある日、コンビニに車を停めコーヒータイムしてたら

唐突に・・・やられました

ドアパンチ・・・・・

乗車していたからよかったものの、もしこれが無人の時にやられたら!?

見覚えのないキズがいつの間にか付いていたら悲しいですよね

たかがちょっとのキズ・・・

わずかなキズでもあなどってはいけません

たった数ミリのキズでも修理すると意外に高額になってしまいます

今回はその被害の経緯とかかった修理費用についてお話します

後半ではドアパンチから逃れる方法についても触れているので

心配な方は参考にしてください




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ドアパンチの一部始終

それはある日の通勤時間帯でした

コンビニに車を停め、戻ってきたら

端っこに停めたハズなのにそのまた外側に汚い2トンダンプが停まっていたんです

白線もない枠外で、僕の車との間隔も人がやっと通れるくらいしかありませんでした

ルールを無視した停め方を見て「ちょっとヤバいかな?」と思いつつも

その時点ではキズもなかったので

ひとまず乗り込みコーヒーのフタを開けようとしたその時

作業着姿の男性が戻ってきて、こちらに気遣う様子もなく

運転席目指してドアを開けて乗り込んだんです

通常、狭い間隔で乗り込む時って、

自車のドア縁に手を添えて間隔を目視しながら開けますよね?

そんな動作がみじんもなかったのでヒットするのも当たり前・・

一瞬後、ガツッという音がして危惧してた事が起きてしまいまいした

 

ドアパンチ直後の対応

なにげに予想していたせいもあってか

ワリとルーティーンっぽく対応できました

当てられた瞬間は通勤途中だった事もあり

余計な時間を取らされたっていう怒りがあったけど

そこを前面に出してたらさらに時間がかかってしまいます

まずは加害者となった男性にドアパンチを認めさせる事!!

これを優先しました

その後、相手側のドアとこちらのキズを合わせスマホで写真を撮り

免許証の提示を求めてこれもまたスマホへ記録

もちろん、相手側のダンプと自分の車の位置関係も撮りました

ここで本来は警察を呼び事故証明に係る手続きをしなきゃいけないんだけど

お互い仕事へ向かう途中で時間がなかったため、

携帯番号を聞きその場でかけて着信を確かめ

相手にはここで事故があった旨を警察へ通報する事と

証拠として必要ならコンビニの防犯カメラも提供してもらう用意がある事を伝えて

その場はいったんお開きとしました

ここまでやったら相手も逃げ隠れできません

後ほど所轄警察署で落ち合う約束をし、仕事終わりに出頭させ署で手続きをしました

事故したらその場を維持しすぐに警察へ連絡するのがセオリーですが

ドアパンチのレベルならこのやり方でもじゅうぶん

とっさの判断で不安もあったけど正解でした

 

警察署での事故証明手続き

警察は事故した状況を記録し報告書を運輸局へ提出するという

事務的な作業しかしてくれません

車検証と自賠責を見せ、双方から聞き取りをおこなって終わりとなります

事故証明書は運輸局で発行するもので、警察では発行してくれません

証明書が必要になるのは任意保険で対応するのか

あるいは示談(自費)でやるのかによって違います

僕の場合、相手のダンプが勤務する会社の所有だったため

会社に迷惑をかけたくないという理由で保険を使わず示談となり

相手も100%非を認めたため証明書は必要ありませんでした

ですが、保険屋を通す場合は必要です

事故証明は所轄で申請書を書いて提出し、

最寄りの運輸局か郵送で受け取れますが、必要なのは保険会社なので

被害者側がこの手続きをする必要はありません

 

修理費の負担割合

事故してしまった場合、よく負担割合で揉めますよね?

公道上で後方から追突された場合だと100%相手側負担とはならず

信号待ちで停車してるところに当てられたとしても

相手9:自分1となりますが

完全に駐車している状態の車に当てた場合は

加害者側100%となります

ドアパンチはこれにあたり、こちらは一切負担する義務もありません

これはぜひ知っておいて下さい

ここをしっかり説明できると直後の話し合いもスムーズになります

 

ドアパンチ見積もり額

後日、休みの貴重な時間を使ってディーラーへ見積りしに行ってきました

その額、¥100,858なり!

たかだか5ミリくらいのキズだから、やった側は安い費用で済むと思うでしょうが

塗装はピンポイントでやるワケじゃありません

周囲との違和感をなくすため広範囲にならして施工する必要があり

作業するには周辺パーツを取り外す事になります

ドアのエッジモールなどは1度外すと止めてある内側のフックが割れて

使えなくなるため新品に交換

さらにはコーティングのやり直しもあるので費用はどんどんふくらみます

期間も1日や2日で終わるもんじゃなく、コーティング施工してある場合は

塗装した面が落ち着くまで数日

そこからコーティングしてさらに数日

ケースによっては2週間ほどかかる場合もあるそうです

 

 

示談/保険のメリットとデメリット

保険屋を通すとなると担当者も手馴れているので相応の話術が必要になります

少しでも支払う費用を安くしたいため細かくチェックされる事もあり

以前の車でもらい事故した時は、破損したホイール1本に対し

担当者はその1本分だけしか払えないとゴネてきた事がありました

そのホイールはすでに生産が終わっていて

同じ新品を1本だけ取り寄せるのが難しいため

似たようなホイール1本分の金額でなんとかしてくれってワケです

そんな、1本だけ違うホイールを履いてる車なんて見た事ないですよね

なので「まったく同じホイールを今すぐ見つけて来い!」って返したら

しぶしぶ4本新品に交換となりましたが、強気にならないと言いくるめられるので注意!

会社の決まりでこれ以上は・・・などと言ってきても

それはそちらの事情であってこちらには関係ないのでキッパリと跳ね返して下さい

保険屋を通すメリットとしては、このように強気でいける事に加え

修理の間、もしもディーラーに代車がなかったら

レンタカーを要求する事もできるので修理も早く完了します

これが示談だと相手の懐事情によってはすぐに払えないなんて事もあり

レンタカー請求もできないとなると、代車が用意できるまで待たされるので

修理が長引く事もあります

お互い人間同士のやりとりなので、

先方の苦しい事情を聞かされたりすると、つい同情してしまう事もありますが、

こちらはあくまで被害者で本来やらなくていい事に時間を費やしているので

早期解決を目指して話を進めましょう

ちなみに示談の場合、見積もり金がディーラーに振り込まれた時点で修理開始となります

細かい修理内容が記された見積もり書をとり

ディーラーの口座番号書面と一緒に先方へ送付するんですが

今回の僕の場合は事故してから振り込まれるまで1週間かかりました

誠意をもって対応してくれてこれくらいですから

ゴネられた場合はもっとかかるし、交渉にディーラーは関わってくれないので

示談になるとよけいな労力がかかる事になります

 

 

ドアパンチを受けにくくするためには?

ハッキリ言って、ドアパンチから100%逃れる術はないです

いかにドラレコが進化したとはいえ、車両サイドの記録まで

カンペキにとらえるなんて無理!

駐車してある場所に戻ってきたらドアに凹みができてる!

しかしその隣には該当するハズの車がいない・・

こうなると自費で修理となる可能性が高くなりますよね

しかし、日ごろから注意を怠らないようにすれば被害確率は減らせます

では、どんな対策をすればいいのか・・

 

監視カメラ

駐車した場所に戻ってきた際、当てられたキズがないか

常にチェックするクセをつけておくようにします

これでもし見覚えのないキズがついていたらその場で所轄へ通報しましょう

当て逃げの可能性が高いと警察が認めれば周囲の監視カメラなどから解析してくれます

ちなみに、監視カメラ映像は個人で閲覧を求めても見る事ができないため

警察を通す事が前提となります

キズに相手側の塗料がついていればそれも証拠として警察が記録してくれます

 

駐車する場所

当てられそうだな~と思うような場所には決して停めない事が前提ですが

とはいえ、選べない状況もありますよね

いたし方ない場合は駐車し自車を離れる前に

左右の車両の写真(ナンバー必須)を撮っておく事をおススメします

その他、予防できる方法は以下の通り

 

高級車の隣を選ぶ

これ、もっとも安心な駐車場所です

高級車でピカピカならオーナーも大事に乗ってる証拠なので

ドアパンチされる確率はグッと下がります

 

汚い車の隣はダメ!

反対に、今回の僕のケースのように汚い車はNG!

工事現場で使うような車はキズなんて気にしていないので

周囲に対しても気遣いしない事が多いです

一般車でも長らく洗車してないような車やキズだらけの車は要注意!

特にドアの縁にキズが目立つような車があったら常習犯の可能性が高いので

そんな車の隣には駐車しないようにしましょう

 

できるだけ不便な場所を選ぶ

施設の駐車場などは建物に近い場所から埋まっていきますよね

そういうところは出入りも激しいので避けた方がいいです

多少面倒になるけど、離れていて不便な場所の方が左右に空きがあったりして

停めやすく安全です

 

もみじマークも要注意

高齢者ドライバーが乗る車も注意です

もちろん、全ての高齢ドライバーが危険というわけではありませんが

注意力や運転技術は加齢とともになくなっていきます

最近、そんな事故のニュースもよく耳にしますよね

もし、もみじマークがついていて車のケアがあまりされていないようなら

避けておいた方が得策です

 

防犯用LEDライト

あくまでダミーですが、点滅する赤いLEDで周囲に注意を促す方法もあります

普段から何も気にしないようなドライバーでも

これを見ればさすがに意識します

記録されている!?と、思わせるだけでも効果があり

運転席と助手席のドア内側に設置しておくのがおススメ!

 


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ドアパンチ被害 まとめ

小さなかすりキズでも修理するとなるとかなりの高額になり

被害を受けると追突の事故並に労力がかかります

追突事故なら逃走でもされない限り相手を特定する事ができるけど

ドアパンチは加害者が見つからない可能性も高い

そうなると貴重な時間とお金をさらに浪費してしまっていい事ありません

なので、日ごろから予防できる策はとっておくべきと思います

相手がいる場合ならその場で非を100%認めさせ

住所を免許証などで確認

ぶつかった状況や双方の車両間隔などをスマホで記録

事故証明はのちのちを考え絶対にやっておく

修理費用は全額先方負担

保険なのか自費なのかをハッキリさせ、できる限り早く支払ってもらう

本来、やらなくていい事に時間を費やすワケで

こちらはれっきとした被害者ですから

立場を明確にして話し合いを進める事が大事です

 



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