最近はMT車ってめったに見なくなっちゃいましたよね~
需要はもはやAT100%なのか?
いや、そんな事はありません
マツダはいろんな車種でMTモデルを出してる唯一のメーカー
CX5でMTをチョイスするオーナーさんって1割もいるんです
それだけMTにこだわってる人がいるって事ですから
これからもずずず~っと作り続けて欲しいところ
で、今回はそんなMTメーカーのマツダさんに
ぜひとも改善してほしいところがあったので記事にしたいと思います
これからMTを検討されてる方はこれ読んで参考にして下さい
CX5のMT改善点その1 ギアが入りずらい!
CX5のシフトレバーはギアボックスと直結していません
エンジンが横置きなので構造上、できないんです
以前乗ってたスバルフォレスターやレガシィ、シルビアS-13なんかは
エンジンが縦置きだったのでまんまギアボックスを直結できましたけど
横置きだとそうはいかず、ギアボックスはボンネット内の左軸側に配置されています
シフトレバーから離れたギアボックスへの指令はワイヤーを介しているため
ギアが入らず「ギ~!」っていうあの歯車がかみ合わない音がしてしまう・・
頻度はそんな大きくないけど冬場は特に多い気がします
これ以外にも、そもそもシフトが固くなってゲートに入らないなんて事もたまにあり
これまた冬場になって多くなってきました
特に2速・5速・6速、この3つは要注意!
ワイヤー伝達経路のどこかで何かがいたずらしてるんですかね~
入らないとクラッチを切ってる時間が長くなるので
そんだけ減速しちゃうから操作してる方は慌てます
ここは改善して欲しいですね~
マツダメカニックさんにこの話をしたら、MTの初期段階ではよくある事だそうで
ギアボックスオイルを交換すると改善されるそうです
僕の場合はメンテパックに入っているのであと数か月は我慢しなければなりません
オイル交換してどうなるか、ここはまたその時が来たらレポートしたいと思います
CX5のMT改善点その2 シフトゲートの間隔が狭い!
僕は20代の頃からずっとMTにばかり乗ってきましたが
シフトゲートポジションのフィーリングがこんなに分かりにくい車は初めてです
シフトは上下左右に配されたHパターンに沿って入れていくんだけど
左右のストローク間隔が個人的には狭すぎだと感じてます
シフトから手を離し、再び握った時なんかは3速なのか5速なのか
2速なのか4速なのかほんの一瞬分からなくなったりします
そんなの走ってるスピードとアクセルのツキ具合で分かるだろうって
思われがちですが、手から伝わってくる距離(位置)感覚ってとても大事で
この感触が分かりやすいほどナチュラルに走れるようになるので
ぜひとも改善して欲しいです
CX5のMT改善点その3 バックギアが入れずらい!
CX5のMT仕様はATのついでに作っただけ?
そんな風に思ってしまうのがバックギアの位置
車を設計していく際に需要が高いATを基本にするのは仕方ないんだろうけど
このバックギアの位置はなんともお粗末
1速の左側にあり、下に押し込んで操作するようになってます
が、ドライバーから一番遠いところにあるため、この押し込むって操作が
スムーズにいきません
今までのMT車だったらスコッと入ったものも
CX5だと「よっこらしょ!」・・・って具合にひと手間かかるのが
めちゃくちゃめんどくさい!
2速の左側にしとけばまだやりやすかっただろうに
なんでこんな設計しちゃったんでしょうね
ちなみに僕は発進する際に力を入れ過ぎて
誤って1速じゃなくバックに入れた事が2度あります
液晶画面がバックカメラ映像に切り替わるので
そりゃアホでも気づきますが、発進操作でこうなっちゃうのは
ちょっとアブナイですよね
CX5マニュアルシフト まとめ
とにもかくにも、CX5のマニュアルシフトで不満なのは
入らない・入れにくい、この2点!
操作にクセがあり、少々コツを覚えたからって解決できるもんじゃない
体が機械に合わせるっていうのは限界があります
体に合わせた設計思想をもっと熟成させたらMTの楽しさも高まるハズ
マツダさん!MTの設計にさらなる注力をお願いします!